絶頂にもいろいろあります

性行為を行っているとき、どんどん興奮が高まってきて絶頂に達した状態のことをオーガズム、またはオルガスムスと言います。
女性の場合は男性の性器を受け入れるため、ウェットな状態になっているときにオーガズムを迎えることがほとんどですが、男性はちょっと特殊な二通りのパターンに分かれます。
それが、男性の場合はオーガズムにドライとウェットの二通りがあるということです。
男性の場合のオーガズムというと、一般的には興奮が最高潮に達し、射精をして果てるというのがおなじみだと思いますが、中には射精を伴わないオーガズムもあるのです。
それが、ドライオーガズムです。
射精を行わないのがドライであるならば、射精を行うのがウェットであることは容易に想像がつきますが、なぜこのような違いが起こるのでしょうか。
そこには身体的なものや成長の段階が関係してきます。
精通の機能がまだしっかり整っていない少年期のオーガズムは、射精をする準備が整っていないということで、ドライオーガズムになることもあるそうです。
けれど、この場合はだんだんと成長していくにつれ、しっかりと射精ができるウェット型に変わっていくと思われます。
ところが、成人男性にもドライオーガズムはみられます。
逆行性射精という性機能障害に陥ることで、射精ができない状態になってしまうのです。
糖尿病や前立腺肥大などがその原因となっていることが少なくなく、健康管理をきちんとすることがドライな状態に陥らない要素と言えます。
また、健常な男性においては、あえてドライオーガズムへと持っていくということもあります。
射精をすると体の力がぐったりと抜けてしまいます。
おそらく体力も非常に使っているのでしょう。
その点、射精を伴わないドライオーガズムへとコントロールすることによって、何度も絶頂に達することができます。
また、陰茎にとどまらず全身に快感が走ることから、よりいっそう強い快感を求める場合、あえて射精しないという選択肢でセックスに臨む男性もいます。
こうしたオーガズムにも区別があることを知っている人は、果たしてどのくらいいるのでしょうか。
身体機能によってドライになってしまった人は、一刻も早く治療の必要があるのでしょうが、健全な男性があえてドライにいどむことで得られる快感がどれほどしびれるものなのか、試してみたいと考える男性も多いのではないでしょうか。
女性と似た感覚の快感を味わうことができるというドライは、パートナーと同じ感覚を共有し、よりいっそう結びつきを強める結果になるかもしれません。
お互いにどのような快感を得ているかはついぞわからないままですが、少なくとも健全であれば一度は体験してみたいセックスとなるのではないかと思います。
女体も神秘の集まりですが、オーガズムの種類を感じ分けることができると知ってからは、男性の体も女性に負けず劣らず神秘的であるということがよくわかったのでした。