ドライオーガズムの魅力に夢中になると

秘密のベールに包まれていた物を知ると、それをとことん極めたくなるのが人間です。
特に性に関わる物に関しては、自分が思っていたよりも好奇心が首をもたげてきて、非常に大きな関心がわきあがってきます。
巷で有名なドライオーガズムは、男性が射精を伴わずにイクことができる絶頂の新しい形です。
これは、普通のペニスを刺激するタイプのオナニーやセックスで得られる快感ではなく、アナルから指あるいは特別な器具を挿入して前立腺を刺激することで得られる快感と解釈していいでしょう。
男性の場合は射精による消耗が激しく、女性とのセックスでたいてい先に果ててしまいます。
女性の場合は膣内で絶頂を感じるので、快感も持続し、消耗も少ないのです。
アナルでの快感は昔からタブーとされてきました。
これは男女問わず、お尻の穴が不浄の物と考えられてきたことも由来しています。
ただ、それは裏を返せば、暗黙の了解でアナルの快楽がすさまじい物であることを示しており、実に興味がそそられる物とわかるでしょう。
男性同士でアブノーマルなセックスをする人たちも、仕組みは知らずともドライオーガズムの素晴らしさをわかっていて、射精せずに達することができると経験的に知っていました。
それがゆえにアナルの快感は長く秘とされてきたのです。
現代社会は多様性が売りで、たいていのセックスやオナニーは許容されます。
そのため、アナルに指や器具を入れ、前立腺を直接刺激する形での絶頂の迎え方も、優秀な物として受け入れられるのです。
射精による消耗がないので、男性としては大変ありがたいドライオーガズムの状態は、最初はそんなに簡単に得られる物ではないと思っていました。
私自身も妻に手伝ってもらったり、棒状の器具を使うまでは自分で達することができなかったのです。
その理由は前立腺のスポットがアナルの中にあり、指だけでは刺激しにくい点にあります。
パートナーがいる場合は比較的容易に射精せずに達することができるので、その点、私は協力的な妻がいて良かったと思いました。
セックスの際は互いに69の状態で達するまで互いの性感帯をむさぼるように刺激し合います。
年齢を重ねたカップルのセックスは濃厚になると聞いたことがありますが、自分たちがそうなってからなんとなく納得できました。
見た目にもすぐわかる射精を伴う絶頂とは、男性の性の象徴です。
しかし、そのリスクはあまりにも大きく、セックスを楽しむには不向きといえましょう。
その点射精を伴わない絶頂の状態はかなり優秀で、何度も続けざまにイクことができますので、「まだまだ自分はイケるんだ」と自信を持たせてくれます。
これにより、実際セックスが長い時間行えるようになり、満足感が増えるのです。
ドライオーガズムの魅力に夢中になると、自分の性感帯の開発に熱心になります。
それは、体のどの部分を刺激すればこの快楽が得られるかに興味が及んでくるからです。
その追求の姿勢はストイックの一言に尽きます。